CHiPs トリビア

本日は、CHiPsに関するトリビアをご紹介したいと思います!

「CHiPsに関してあなたの知らない〇個の事実」みたいな海外記事を、そのうち翻訳しようと思っていろいろ物色してたら、記事じゃないけど、いい感じのトリビア入り画像を見つけました😄

ちょうどいいので、この画像一つひとつ、見ていきたいと思います!

トリビア その①

「テーマ曲は、日本では “I Love You CHiPs” というディスコシングルになった」

これたぶん、放送当時ファンだった方は、知ってるだけでなく、レコード持ってるよ!という方もいらっしゃることでしょう。

「I Love You CHiPs」は、ジョンとパンチの吹替えを担当されていた田中秀幸さん、古川登志夫さんがボーカルを務めた、白バイ野郎ジョン&パンチのイメージソング「CALIFORNIA SUNSET」のカップリング曲、いわゆるB面曲としてEP盤で’81年に発売されています。(Twitterフォロワー様の情報に感謝です!)

作曲を担当されているのは、ルパン三世シリーズの作曲家としても知られる大野雄二さん。

YouTubeに「I Love You CHiPs」があったので聴いてみました!

ちょっとルパン風味漂う、お洒落で大人な感じの曲ですね😊 曲の半ばで、田中さんと古川さんの、ジョン&パンチとしての掛け合いも入っててビックリした!😳

ちなみに同じく’81年に、日本独自のサントラ盤が発売され、その中に前述の「CALIFORNIA SUNSET」と共に「I LOVE YOU CHiPs」も収録されています。

サントラ盤収録の曲は、1曲目のCHiPsテーマ曲を除き、後はすべて大野雄二さんの作曲です。

フルアルバムはこちらで聴けます。

日本オリジナルのサントラ盤が出ちゃうとか、吹替担当の声優さんが、ドラマのイメージソングを歌うとか、しかもその曲、ドラマのエンディングに使われてたそうじゃないですか!いやもう、すごくないですか。海外ドラマで日本独自のそんな展開があるなんて、今は聞いたことない!どんだけ当時人気あったんですか😳

ところでこのサントラ盤、レコードとカセットしか出てないんですね!CDにはなってないのか…。YouTubeで聴けるとはいえ、どっか音楽配信サイトで(できればSpotify…なぜなら自分が入ってるから…笑)配信してくれないかな。

トリビア その②

「エリック・エストラーダが演じたキャラクター、パンチは、もともとはイタリア人の設定だった」

元々制作側は、ジョンの相棒にはイタリア系アメリカ人を想定していたみたいで、名前もイタリア風な「パンチョレッリ」になる予定でした。この事は、以前翻訳したエリックさんのインタビューの中にもチラッと出てきますが(「エリックさんインタビュー記事」)、そこら辺の事をエリックさんがもうちょっと詳しく話している記事が見つかったので、抜粋してみます。

「パンチョレロは、元々パンチョレッリだったんだ。役が決まった時に、いくつかの事を変更する必要があるってプロデューサーのオフィスへ言いに行ったよ。当然さ。僕はもう7~8年も、銃やナイフを持ったラテン系の悪役ばかり演じてた…。このキャラクターを、ヒスパニック系アメリカ人の警官にしてはどうですかって。それまでゴールデンタイムの番組に、ラテン系の人間が善人役で登場したことは一度もなかったんだもの。制作側が僕の意見に賛同してくれたおかげで、ラテン系俳優たちにとって役柄が広がるきっかけになったんだ」

5 Things You Never Knew About ‘CHiPs’ and Erik Estrada より

今ではラテン系の俳優さんといえば、「イケメン!」「セクシー!」など、すっかりポジティブなイメージになっていますが、それもこれも、元をたどればパンチのおかげと言えるでしょうね~!そう考えると、エリックさんがハリウッドで果たした役割は本当に大きいと思います。

トリビア その③

「番組の全139話中、ジョンとパンチが銃を抜く事は一度もなかった」

暴力シーンや銃撃戦を排した、明るいドラマを目指して作られたというCHiPsですが、警察モノのドラマで、主役の警官が銃を撃たないどころか、銃を抜くシーンすら一度もなかったなんて、銃社会と言われるアメリカにおいて、とても貴重な作品だったのではないでしょうか。アメリカでは夜8時のゴールデンタイムに放送されていて、直前にはディズニーの番組が放送されていたそうですから、子供たちへの影響も考えてのことだと思いますが(ジョンとパンチがタバコを吸うシーンも一切ないし)、でも全話で主役が銃を抜くようなシーンが全くないって、すごいなぁ、と思っちゃいますね。しかも銃撃シーンとかがなくても、全然物足りなくないし、面白いし。

ちなみにジョンとパンチに銃を持つシーンはありませんが、他の警官には数回あります。なぜか全部バリクザー😅

シーズン1第20話のラスト近く、ショットガンを構えるバリクザー。

シーズン4第16話、自分に襲い掛かってきた若者に、銃を向けるバリクザー。

CHiPs全話中、はっきりと人に対して銃を向けるのはこのシーンだけで、見た時けっこう衝撃だった!

あとこれはシーズン2第1話のバリクザー、この後銃を抜いて構えるのですが、その手元は映らなくて、バリクザーの動きとセリフだけで、あ、銃を構えたな、とわかるシーンです。

なので、はっきり銃を手に持って構えている姿が映るシーンは、全139話中、たったの2回ってことになりますね!

トリビア その④

「ドラマの撮影期間中、エリック・エストラーダとラリー・ウィルコックスの不仲の噂が流れていたが、二人は今では親友である」

二人の当時の関係がどんなものだったのか、以前の記事「ジョン&パンチ 噂の真相」の中でくわしく書きましたが、撮影以外は口も聞かないってほどではなかったにせよ、当時はやはり折り合いは悪かったみたいですね。というのも二人、実生活でもジョンとパンチそのまま、みたいな正反対の性格だった上、仕事に対する考え方も、撮影には裏方含めチーム力があってこそ、と考えるラリーさんと、看板スターがいてこそ!と考えるエリックさんという、まったく正反対な考え方だったようなので、そんな二人が同格で主役をやってたんじゃ、そりゃあ仕事しにくかったろうなぁ、と思います。何回か、二人でビールを酌み交わしながら話し合いとかもしたようなのですが、やはり当時は若い俳優同士、エゴもあり、なかなか上手くはいかなかったみたいです。

ちなみにですが、シーズン5を最後にラリーさんが番組を降板したことについて、「パンチの方が人気が高くなったのに嫉妬して降板した」とか「二人の仲が悪くなりすぎて降板した」みたいな事がネット上に書かれているのを見かけますが、実際のところは、契約上の理由での降板でした。

撮影現場の事故で瀕死の重傷を負ったエリックさんが、制作側に対して訴訟を起こすと共に、シーズン6に自分が出演する条件として、ラリーさんと、そしてその他のキャストや一部スタッフの降板を要求し、制作側がそれを受け入れた、という経緯があってのラリーさん降板だったのです。

「結局エリック・エストラーダを番組に残すために、ラリー・ウィルコックスが犠牲になったんだよ」と、数年前のインタビューで、ラリーさんは淡々と語っておられました。「エージェントやマネジャーやらが、エリックにそういうことをさせたわけだから、エリックだけが悪いわけじゃない。もちろんそういう悪いアドバイスがなかったら、番組はもっと長く続いただろうと思うけど。酷すぎる、とのたうち回ってても何にもならないしね。結局のところビジネス上の判断だったわけだから」と。この辺、ラリーさんはすごく冷静でビジネスライクな考え方をする人なのだなあ!と思いましたね。なんにせよ、エリックさんに悪感情は持ってないんだって!

まあ実際のところ、当時少しは腹が立っただろうとは思うけど(笑)、現在では、二人は本当に仲良しさんです!

コミコンなどのイベントの際も、二人仲良く出演したりしてる他、
(いや仲良すぎ!・笑)

最近では特別仕様のE-バイクに乗って、二人で走ったりなんかして!

ラリーさん、エリックさんのSNSを見てたら、しょっちゅうではないけどたまにこうして二人で走ってるみたいなんですよね!

つい先月もラリーさん、「E-バイクに乗って相棒のパンチに、ドーナツショップで会おうぜって電話した」なんてツイートしてたもんね。

どんどん実生活でもジョン&パンチになってきているお二人!

ここ最近、なんだか以前にも増して仲良くなってきた気がするなぁ~。ファンとしては嬉しい限りです☺

というわけで、今回はCHiPsに関するトリビアをお届けしました!

ではまた次回の記事でお会いしましょう~✋

2件のコメント

  1. mofaさん、こんにちは☆そしてお久しぶりです!今年に入ってからも投稿楽しく読ませて頂いてました。コメントしたいトピックも多くありましたが、なかなか時間が取れずに半分が終わってしまいました…。そんなわけで今年もよろしくお願いいたします(*^^*)

    記事の中で、日本での人気の高さから生まれた独自展開のことや、ラリーさんとエリックさんの不仲のことを取り上げられてましたね。少し前にTwitterでmofaさんが触れられていた〈ラリー&エリック不仲の真相 白バイ野郎ジョン&パンチをゆっくり解説〉の動画を私も観ましたよ!タイトルは刺激的ですが、たくさんの方に観て頂いて、お二人の年月を経た関係性の変化を知ってもらいたいですよね。こちらのブログ以外で、「CHiPs」や「ラリー&エリック」、「ジョン&パンチ」という言葉を目にすると、テンションがすごく上がります!!\(^o^)/

    ※以前書きたかったコメントをまとめて失礼します。↓

    PSその1:「AIにブログを書いてもらった」トピック、面白かったです。特にギトレアさん絡みのウソエピソードの『危険な賭け』と『ハリウッド大作戦』にププッと笑ってしまいました。タイトルから漂う「人間が頭をひねって考えたようなコジャレたタイトル感」がさらにツボで。なぜAIはギトレアさんを表舞台に出したがるのか…(笑)。でも、ギトレアさんなら嫌がりながらも器用にこなしそうな気がします。

    PSその2:結構前の「やりたい端役」のトピックに関して、私がやってみたいのは第1シーズンの17話『Hitch-Hiking Hitch』でジョンとパンチが雨ガッパを着たままお昼を食べていた食堂の女性(アジア系?の方)の役です。理由はジョンに笑顔を向けて、アイコンタクトを取っているのがうらやましいからです~(笑)

    長文失礼しました。

    いいね: 1人

  2. >ぽりっぴーさん

    コメントありがとうございますー♪いやいやもう、読んで頂けてるだけで感謝です(*^^*)

    ゆっくり動画、観られましたか!すごく詳しく調べられていて、わかりやすい動画に仕上がっていてとても良かったですよね!私もあの動画を発見した時テンションめっちゃ上がりました(笑)

    AIブログ(?)、楽しんで頂けて良かったです(≧▽≦) AIさんの書いてくれた記事を見てPCの前で本当に声に出して笑ってしまいました(笑)タイトルもめっちゃありそうな感じが面白かったですよね!あの内容で作られた本編が観てみたい気がします(笑)

    そしてぽりっぴーさんのやりたい端役は、あの方ですか~!さすがぽりっぴーさん、いいところを突いてきますね(笑)確かにあの人もうらやましい!

    今年も半分過ぎちゃいましたが、なるべくたくさん更新できるようにがんばります(^^)こちらこそ今後とも、よろしくお願いいたします♪

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